各工程でもこだわりを持って制作しています。精密さはもちろんですが、効率化も社員一人ひとりが意識して実践しています。
お客様の手に渡った先のものを見据えながら日々向上心を持って制作に励みます。

接着工程

「フラッシュ構造」とは枠組みされた芯材にMDFや合板を貼り合わせ、パネルを作る方法です。
剛性を維持しつつ軽量化を実現、地球にも優しい、日本の職人達が生み出した技術の一つです。何種類ものパネルを組み合わせることで1つの家具を形成していきます。
泉洋化工では芯材の厚み、接着剤の塗布量などを細かく調整し「狂い」の少ない製品になる様、心がけています。

ラミネート工程

カウンター、扉など家具の顔ともいえる表面材はラミネート工程で作られています。美しく光沢のある鏡面シート、まるで無垢材の様な木目シート。シートによって個性がありその時々の作業環境により仕上がりに差が出てしまう工程でもあります。
泉洋化工では職人がその日の作業環境を肌で感じ適した加工条件を施すことで常に品質を安定、向上させています。

切断工程 木口貼り

切断工程

フラッシュ工程から仕上がってきたパネルを決められたサイズに合わせカットします。
0.5㎜でもズレが発生すると最終的に隙間や不具合を生み出してしまいます。切断工程では高い精度の技術、最終的な仕上げをイメージ出来る能力が必要とされます。

木口貼り

切断されたパネルは、木口部分の芯材が見えない様にエッジテープを接着していきます。様々な色や厚さの組み合わせで意匠性を高めることが出来ます。

NC工程

NC工程とはプログラムで加工軸を制御し精度の高い穴加工、溝加工、ルーター(削り)加工を行う工程です。組立用のダボ穴、棚板受け金具の穴あけ、意匠性を高めるR加工、家具製作に必要な様々な加工を高い精度で行うことが出来ます。
加工にムダが発生しない様にシュミレーションを行い加工時間の削減にも努めています。

部品、金物取り付け加工

NC工程が終わると必要な部品、金物を取り付ける工程に移ります。この行程では微妙な調整が必要となる為、本体を一度組み立て、図面通りの仕上がりになっているか確認を行います。人の手で取り付けるもの、機械を利用し取り付ける物、両方の微調整を行い、精度の高い部品、金物取り付けを実現します。

組み立て

全てのパーツが揃ったら、いよいよ組立の工程に入ります。
パーツの組み合わせが間違い無い様に人の目と手で確認しながら組み上げていきます。
組立後は隙間が発生しない様にプレス機でしっかりと押さえていきます。

検査、梱包

組立後、必要なパーツを取り付け検品を行います。
扉、引出などのズレが無いか?棚板等が必要数入っているか?取り付けられた部品がスムーズに可動しているか?等の製品ごとに決められた項目を丁寧にチェックして行きます。厳しい検品をクリアできた製品のみ、ビニールに包まれダンボールでしっかりと梱包を行います。さらに輸送時に梱包が解けないようPPバンドで固定します。
完成した製品は、お客様に届けられる日を待ちます。

設備紹介


  • NC

  • ダボ打ち機

  • テノーナー

  • 緑貼り機

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